・脱毛でほくろが増えることはある?
・脱毛したらほくろが消えるってほんと?
脱毛するにあたって気になるほくろ事情。
顔やカラダにあるほくろが脱毛によってどう変化するのか気になりますよね。
ムダ毛をなくしてつるすべ肌を手に入れても、ほくろが増えたり、お気に入りのほくろが消えたりしたら大変!
この記事を読んで脱毛によるほくろへの影響やしくみを把握し、今後の脱毛サロン選びの参考にしてもらえたら嬉しいです!
目次
脱毛したらほくろはどうなる?
結論からいうと、脱毛によりほくろが取れたり、薄くなることがあります。
しかし、それはいくつかの条件が重なったときです。
どの脱毛でも取れたり、薄くなるなんてことはありません。
その理由を詳しく解説していきます。
ほくろのしくみ
ほくろは先天性と後天性の2種類あります。
- 先天性…生まれつきあるほくろ。親の遺伝の可能性もある。増える事はない
- 後天性…思春期を過ぎた頃くらいからでき、増えることがある
後天性のほくろは、太陽からの紫外線の刺激から肌を守るため、メラノサイトという色素細胞が活性化されて過剰に分泌されるため、皮膚に残ることでできると言われています。
脱毛のしくみ
一般的な脱毛器は、光やレーザーの「黒いもの」に反応するしくみを利用しており、光やレーザーを浴びた毛は熱を帯びて毛を作る工場を機能出来ないようにしてしまいます。
これを繰り返し行う事で毛を生えにくくするのが脱毛のしくみです。
ほくろが取れる
クリニックでレーザー脱毛(医療脱毛)をする場合にほくろが取れることがあります。
これは、クリニックでほくろ除去に使われる機械と、脱毛をする機械が同じものを使用する場合があるからです。
しかし、脱毛はほくろ除去の際の出力よりも弱いため、ほくろが取れる「可能性がある」くらいに思っておいて下さい。
ちなみに脱毛サロンの光はクリニックのレーザーよりも弱いため、ほくろが取れる可能性は低いです。
ほくろが薄くなる
ほくろが取れるしくみと同じで、クリニックでレーザー脱毛をすると肌のほくろに反応して表面が焦げてかさぶたになり、しばらくすると薄くなったということもあるようです。
チャームポイントで残しておきたいほくろであれば、施術前にスタッフにきちんと保護シールを貼ってもらうように伝えておきましょう。
ほくろが増える
脱毛でほくろが増えることはありません。
その理由は脱毛に使用するレーザーや光は、ほくろが増える原因の紫外線とは異なるからです。
増える可能性があるとすれば、レーザーで肌のターンオーバーが活性化され眠っていたほくろ予備軍が濃くなることです。
ですが、しばらくレーザーをあてていると薄くなり気にならなくなることが多いようです。
脱毛によるほくろの肌トラブル3選
自己処理から解放され、キレイな肌を手に入れるために脱毛をしているのに、ほくろによる肌荒れをしてしまっては意味がありません。
手遅れになる前に知っておきたい、クリニックや脱毛サロンによるほくろの肌トラブル3選をご紹介します!
ほくろが濃くなる
新しくほくろが増えることはありません。
脱毛後は光やレーザーを浴びて肌が弱っている状態になります。
そこに強い摩擦などの刺激を与えると、もともとあるほくろが濃くなることは考えられます。
脱毛後は日焼け対策をしっかり行い、激しい運動などは避けるようにしましょう。
ほくろが焼ける
黒いほくろには保護シールを貼って施術を行うことが多いですが、茶色で色素が薄いほくろの場合はスタッフが問題ないと判断しレーザーや光をあて、ほくろが焼けてしまうことがあります。
ほくろ部分が炎症を起こし肌トラブルに繋がるため、スタッフが小さいほくろに気づいていない場合は避けて施術を行ってもらうよう伝えると安心です。
ほくろが膨らむ
光やレーザーが原因でほくろ自体が膨らむことはありませんが、直接光を浴びて炎症を起こしているか、焼けてかさぶたになることで、膨らんで見える可能性があります。
施術直後は膨らんだようにみえますが、時間が経つと落ち着いてくることが多いです。
クリニック・皮膚科に相談
クリニックでの脱毛は医療行為のため、万が一炎症などの肌トラブルが起きたら軟膏などの塗り薬を処方してくれることもあります。
脱毛サロンにおいてもドクターサポートという肌トラブルにおけるサポートがあるのでカウンセリングの時にしっかり確認しておきましょう。
ほくろがある肌への脱毛はクリニックや脱毛サロンでは細心の注意をはらい施術をしますが、もし施術後ほくろの炎症がひかない場合には皮膚科に相談することをおすすめします。
脱毛でほくろの肌トラブルを防ぐためには?
ほくろが光やレーザーを浴びると焦げたり、薄くなったりする可能性があることをご説明しましたが、ほくろを気にせずに施術する方法があります。
脱毛の種類を知っておく
脱毛の種類によってはほくろによる肌トラブルを気にすることなく脱毛が可能です。
・薄いほくろでも光やレーザーが反応して肌トラブルになるのを避けたい!
という方は、クリニックや脱毛サロンを選ぶときに「ほくろに反応する脱毛」なのか「ほくろに反応しない脱毛」なのかを知っておくと良いですよ。
ほくろの脱毛ができる脱毛法とできない脱毛法については『ほくろの毛は脱毛できる?安くて痛みもなくほくろの毛を脱毛する方法を紹介』で詳しく解説しています。
ほくろに反応する脱毛
クリニックで導入されているレーザー脱毛器や脱毛サロンで導入されている「IPL脱毛」「SSC脱毛」という方法の脱毛器はメラニン色素(黒いもの)に反応し、脱毛をしています。
そのためほくろの色素にも反応し、直接光を浴びると焦げて肌トラブルに繋がることも。
ほくろへのシール保護はしっかりしてもらいましょう。
ほくろに反応しない脱毛
メラニン色素に反応する脱毛方法とは違い、毛をつくる司令塔の「バジル領域」にダメージを与える『SHR脱毛』という光脱毛があります。
この『SHR脱毛』は本来脱毛できなかった小麦肌でも脱毛できるので、ほくろも気にせず安全に脱毛が可能です!
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