脱毛でほくろが取れたり増えるかどうなるかを解説!水ぶくれで痛いのは、やけどで焦げたかの見極め方もご案内

脱毛を行う際、ほくろへの影響について不安に思われる方も多いでしょう。顔や身体のほくろが脱毛によってどのように変わるか、気になる点ですよね。

もし、脱毛をしてすべすべの肌になったとしても、ほくろが増えたり、気に入っているほくろが消えてしまったら心配です。

この記事では、以下の内容をご紹介します。

  • 脱毛後、ほくろにどのような変化があるのか
  • 脱毛によって起こるほくろの肌トラブルの代表的な3つ
  • ほくろの肌トラブルを防ぐための脱毛方法

脱毛によるほくろへの影響や対処方法を理解し、これからの脱毛サロン選びの参考にしていただければ幸いです。

脱毛したらほくろはどうなる?

脱毛を行った場合、ほくろが取れたり薄くなることがあると言われていますが、これは特定の条件下での話です。
全ての脱毛方法でほくろが取れたり薄くなるわけではありません。

それでは、なぜこのような変化が起こるのか、詳しくご説明しましょう。

ほくろのしくみ

ほくろには大きく分けて二つの種類があります。
一つは先天性のほくろで、これは生まれつきのものであり、親からの遺伝の可能性もあります。
このタイプのほくろは増えることはありません。

もう一つは後天性のほくろで、これは思春期を過ぎた頃からでき始め、増えることがあります。

後天性のほくろは、太陽の紫外線による刺激を受けた皮膚が、メラノサイトと呼ばれる色素細胞を過剰に分泌することで生じるとされています。
これにより、皮膚に色素が残り、ほくろとして現れるのです。

脱毛のしくみ ほくろがどうなるかを解説

一般的な脱毛器は、光やレーザーを使って「黒いもの」に反応する仕組みを採用しています。

この光やレーザーに反応して熱を持った毛は、毛を生産する機能を失い、脱毛の効果を発揮します。
この処理を繰り返すことで、毛が生えにくくなるのが脱毛の原理です。

ほくろが取れたりするか

クリニックで行われるレーザー脱毛(医療脱毛)では、ほくろが取れることがあります。

これは、ほくろ除去に使用される機器と脱毛に使用される機器が同じ場合があるためです。
ただし、脱毛の際の出力はほくろ除去よりも低いため、ほくろが取れるのは「可能性がある」という程度に考えておくと良いでしょう。
一方、脱毛サロンで使用される光はクリニックのレーザーよりも弱いため、ほくろが取れる可能性は低めです。

ほくろが薄くなる

また、ほくろが薄くなることもあります。これはクリニックでのレーザー脱毛時にほくろがレーザーに反応し、表面が焦げてかさぶたになり、その後薄くなることがあるためです。

チャームポイントとして残したいほくろがある場合は、施術前にスタッフに保護シールを貼ってもらうようお願いしましょう。

ほくろが増える

脱毛によってほくろが増えることはありません。
これは、脱毛に使われるレーザーや光が、ほくろを増やす原因となる紫外線とは異なる種類の光であるためです。

もし、ほくろが増えるとすれば、それはレーザー脱毛が肌のターンオーバーを活性化させ、眠っていたほくろ予備軍が目立つようになる場合です。
しかし、レーザー脱毛を続けることで、これらのほくろは徐々に薄くなり、気にならなくなることが多いです。

脱毛によるほくろの肌トラブル3選

美しい肌を目指して脱毛を行う中で、ほくろによる肌トラブルは避けたいものです。
そこで、クリニックや脱毛サロンで起こり得るほくろに関連する肌トラブルの代表的な3つをご紹介します。
これらを知っておくことで、脱毛によるトラブルを未然に防ぐことができます。

ほくろが濃くなる

脱毛によって新たにほくろが増えることはございません。

脱毛を受けた後、肌は光やレーザーによって敏感な状態になっています。その状態で強い摩擦などの刺激を受けると、元々あるほくろが濃くなることが考えられます。脱毛後は、日焼け対策を十分に行い、激しい運動などの刺激を避けることが大切です。

ほくろが焼けて焦げた場合

また、黒いほくろには通常、施術時に保護シールを貼って対応されますが、色素が薄い茶色のほくろについては、スタッフが問題ないと判断し、レーザーや光をあてることがあります。
これにより、ほくろが焼けてしまい、炎症を起こして肌トラブルにつながることがあります。
施術時に小さいほくろが見逃されている場合は、施術を避けるようスタッフに伝えることをおすすめします。

ほくろが膨らむ 痛い水ぶくれ

さらに、脱毛によってほくろ自体が膨らむことはないのですが、光やレーザーに直接当たって炎症を起こしたり、
焼けてかさぶたや痛い水ぶくれになったりすることで、一時的に膨らんで見えることがあります。
施術直後は膨らんで見えることがありますが、時間が経てば落ち着くことが多いです。

クリニック・皮膚科に相談

クリニックでの脱毛は医療行為にあたるため、もし炎症などの肌トラブルが起きた場合、塗り薬などの処方を受けることができます。
また、脱毛サロンでも「ドクターサポート」という肌トラブルに関するサポートサービスが提供されていることがありますので、カウンセリング時にしっかりと確認しておくと安心です。

クリニックや脱毛サロンでは、ほくろがある肌への脱毛には細心の注意を払って施術を行います。
しかし、万が一施術後にほくろの炎症が治まらない場合は、皮膚科での相談をお勧めします。

脱毛でほくろの肌トラブルを防ぐためには?

脱毛によるほくろの肌トラブルを防ぐためには、ほくろが光やレーザーに反応して焦げたり薄くなったりする可能性があることを理解し、
それを避ける施術方法を選択することが大切です。

脱毛の種類を知っておく

脱毛の方法を知ることは、ほくろに関する肌トラブルを避けるために重要です。脱毛の種類によって、ほくろによるトラブルを心配せずに施術を受けられる場合があります。

ほくろが多い方や、脱毛によってほくろが増えたり濃くなるのが心配な方、また、薄いほくろであっても光やレーザーの反応を避けたい方は、クリニックや脱毛サロンを選ぶ際に、「ほくろに反応する脱毛」と「ほくろに反応しない脱毛」の違いを理解しておくと良いでしょう。

ほくろに反応する脱毛

ほくろに反応する脱毛方法としては、クリニックで利用されるレーザー脱毛器や、脱毛サロンで導入されている「IPL脱毛」や「SSC脱毛」といった方法があります。これらの脱毛器はメラニン色素(黒いもの)に反応して脱毛を行いますが、ほくろの色素にも反応するため、直接光を受けると肌トラブルにつながる可能性があります。

施術時にはほくろへのシール保護をしっかりと行ってもらうことが重要です。

ほくろに反応しない脱毛

ほくろに反応しない脱毛方法についてお話しします。メラニン色素に反応する脱毛とは異なり、「SHR脱毛」という光脱毛があります。
この方法では、毛を作る司令塔である「バジル領域」にダメージを与えることで脱毛を行います。

脱毛でほくろが取れたと検索している人が気になる疑問

脱毛でほくろに照射してしまった場合、どうしたらいいですか?

脱毛でほくろに照射してしまった場合は、すぐに冷やすようにしよう。

隆起したほくろの脱毛はできますか?

5mm以下でも濃く隆起したほくろは、医療脱毛をおすすめできません。

医療脱毛でほくろが焦げたのですが、どうしたらよいですか?

医療脱毛でほくろが焦げるとでかさぶたになり、ほくろが濃くなったと感じる場合があります。
しばらくするとかさぶたは自然に取れます。 またほくろ自体が大きくなったり増えたりすることはありません。

レーザー脱毛でほくろがあるとどうなる?

ほくろはレーザーの光が反応するため通常は脱毛できません。
しかし、ほくろのメラニン色素が薄く肌への影響が少ないと判断された場合はそのまま施術を行うことがあります。

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